ダンスはうまく踊れない。
ジルバ、マンボ、タンゴ、ルンバ、ボサノバ。
あまり夢中になれなくて、足を踏み出すリズムがわからない。
ダンスホールのまわりをかけまわるだけ。
踊り明かした少女とそれにあわせた紳士・・・
ツライ話じゃない?
カメラとペンをかかげた電子の踊り子のキスやダンスやおしゃべりがオレをかじりに向かってきているようだ。
ラインダンスに見とれたやつ。踊りながら声をかけるBOY。
これだけ言おう。
「お前のダンス、少し軽いな」
いずれジルバのリズムが宇宙へくり出す。
ダンスのチャンスを探していたオレは不思議な動きをするけど道に迷ってるのではない。
誰もいなくても踊る。
踊れDancing!
それより僕と踊りませんか?
チークダンスをさりげなく踊り、ダンスをしながら出て行くのを見送るのは誰もいない。
ダンス、ダンス、ダンス、ダンスでゆれてる毎日。
今夜、いつまでも微笑んでダンスをうまく踊りたい。